
クサさに耐えかねて、ヨギボーのインナークッションを人力で洗ってしまった体験談の後半になります。
今回は洗濯後にびしょ濡れになったヨギボーを、どうやって自宅のベランダで完全乾燥させたかを画像付きでご報告。
はっきり言って真夏の炎天下で、地獄の1週間でした^^;
今回ワタシが試した同じ方法を手放しでオススメはしませんが、もしもの時のために参考にしていただければ幸いでございマス。
悪臭に耐え切れずインナークッションを洗ってしまったワタシ
何を隠そうこのワタクシ、ヨギボーが日本上陸して間もなかった頃からの愛用者です。
とはいえ「インナークッションには年月とともに想定外の汚れやニオイが蓄積されている」ことには長い間気付かずにいました。
特に寝汗とか何かをこぼした汚れなんかは、悪臭の元になりやすいです。
最近になってmyヨギボーの予想外の汚れと悪臭に仰天して、家の浴槽にヨギボーを突っ込んで人力で洗ってしまったのでした。
その結果わかったこと
結論から言うと、次のことがわかりました。
・インナークッションのホームクリーニングは不可能ではない。
・洗ってから劣化した気配もみられない。
・洗濯よりも乾燥作業が数倍たいへん!
・多大な労力かけても、あくまでも「簡易的な処置レベル」でしかない。
とはいえ、個人的には「多少なりとも汚れが取れたので、その点では満足」とは言えますが。
そういうわけで、この記事はあくまでも個人の体験談として読んでいただければと思います。
前編の「真夏のヨギボーのホームクリーニング日記・洗濯編」は下のリンク記事でご紹介してます。
洗濯後に気付かされた問題点
「洗濯よりも乾燥の方が数倍大変だった」ことは既に前編で触れましたが、今回は完全乾燥させることが一番の課題になりました。
というのは、内部に湿気が残ったままカバーをかけてしまうと「嫌なニオイやカビ」が発生しやすくなるからです。
しかし、ヨギボーの完全乾燥がどれほど大変なのかは、ワタシの想像をはるかに超えていた!
加えて下のような悪条件も重なって、まさに毎日が戦い・・・
・連日の気温が40度近い真夏の炎天下
・一日中直射日光を浴びるベランダのコンクリートの床の上で乾燥
・夕立等の天気の急変
これらのことを考慮しながら、約1週間にわたって地道に作業を続けました。

お亡くなりになっておりました。ア~メン・・・
干し方にも注意が必要
濡れると重量も増えるので、平置きにして乾かさないと生地を傷めます。
布団干すときみたいに、ベランダの手すりに引っ掛けたりするのはNGです。
ワタシはいろいろ悩んだ末に「すのこ」の上に平置きにしました。

ビーズが予想外にクセモノだった
なぜ乾燥作業が大変だったのかと言うと「ヨギボーのビーズのせい」です。
下はかなり拡大した画像ですが、ヨギボーのビーズって発砲スチロールみたいな軽い素材です。

水を含みやすいうえに、カバー内部にぎっしりと詰められているせいで、濡れると内部にはまったく空気が入らなくなります。
下は洗濯後に約1日半、真夏の快晴の炎天下で干した後の「ヨギボー内部のビーズの様子」です。

塊がたくさんできていて、遠目にもまだ湿気を帯びてビーズがサラサラしてないのがわかるかと思います。
これを乾かすには、内部に絶えず風を送り込んでまんべんなくビーズに風が当たるようにしないと意味がないということに気付かされました。
すぐに思い浮ぶのが下の2つですが「焼け石に水」でしかありませんでした。
・ドライヤー
→長時間使うには向いていない。一度に乾かせる範囲が狭すぎ。
・サーキュレーター
→インナークッションの開閉口が小さすぎて、ほぼ風が中に入らず。
しかし、ひとつだけありました。超強力なアレが。
エアコンの室外機の風を利用することに
落ち込んでいたところで「おぉ、そういえばベランダにはエアコンの室外機があるではないか!」と気付く。
おまけに連日猛暑でほぼ24時間つけっぱなしだったので、これを利用しない手はありません。
しかし、問題は熱です。
昼間の35度超えの外気温と室外機の熱風が合わさったら、恐ろしいことになりそうです。
考えた末に少しでも高温を避けるために、夕方の陽も傾きかけた時間帯から深夜にかけての5~6時間を利用することにしました。
加えて30分おきぐらいにクッションの底を蹴り上げて、ビーズにまんべんなく風が当たるようにしてました。
夜間は寝る直前に部屋に取り込むことにして、この方法を4日ぐらい続けました。
洗濯&乾燥後のヨギボー内部を画像で
そんなこんなで、努力の甲斐あってやっと下の状態に。
まだちょっと湿った感じですが、やっともうひと頑張りというところまできました。
そして下は完全に乾いたと思われる状態で、ビーズがふっくらサラサラしてるのがわかるかと思います。


ここまでくるのに真夏の晴天下でも約1週間かかってしまいました。
しかし、その間の2日ぐらいは外出して丸一日ベランダに干せない日もあったので、連日一気にやればもっと短縮できたかも知れません。
部屋干しの嫌~なニオイが発生
夜は部屋干しにしていたのが原因なのか、途中からなんか蒸れたような「部屋干し特有のあの嫌~なニオイ」が発生していることに気づきました。
乾燥後にしばらくはたまにアウターカバーの口開けて中に風を入れたり、ビーズをまんべんなくかき混ぜたりしてたらだんだんと気にはならなくなりました。
こういうニオイの発生にも注意しないといけませんね。
経験者からのアドバイス
ここまでものすごい時間と体力を消費した気がしますが、ヨギボーが劣化したとかのトラブルもないので一応満足とは言えるかも。
とはいえ、あくまでも「簡易処置」としての話です。
また数年後に同じことをできるかとなると、「う~ん・・・」というのが正直なところです^^;
・これから購入する人は「将来のメンテナンス」のことも考慮に入れて。
・既に使ってる方は「普段からの汚れ対策」を!
定期的な陰干しや、ニオイ取りケアをしっかりやっておくことを強くオススメします。
【補足】困った時はヨギボーストアのリペアを
指定のヨギボー各店舗では、くたびれて汚くなってしまったヨギボーを新品同様に復活させてくれるプロフェッショナルによるリペアサービスを受け付けてます。
完璧ケアで、アナタのヨギボーが蘇ります。だいたい1週間ぐらい。
ホームクリーニングと較べると費用はかさむものの、ヨギボーは何年使い込んでもへたらないほどタフなので長いお付き合いを考えてる方は利用を考えてみて下さい。
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サイズごとに料金も変わってきたり、状態によってはサービス対象外となってしまうものもあるとのことなので事前に問い合わせを。
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【まとめ】洗うよりも乾燥が数倍大変なホームクリーニング
インナークッションのホームクリーニング自体は問題なくできましたが、完璧にきれいにすることはちょっと難しいです。
洗うこと自体は簡単なものの、その後の乾燥作業がかなり大変です。
そういう理由からホームクリーニングは決しておすすめはしませんが、この記事が何かの参考になればうれしいです。
インナークッションは思ってる以上に汚れている可能性があるので、日ごろからヨギボーの「延命対策」として汚れ&ニオイのケアには細心の注意を。
とはいえ、長年使ってればクリーニングやリペアはどうしても必要になってくると思います。
そういうときはヨギボーストアのリペアサービスが安心です。
これからヨギボーの購入を検討中の方は、あとあとのメンテナンスのことも考慮して買うことを強くオススメします。
リペアサービスについてはヨギボー公式オンラインストアでCHECK!


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この記事を書いた人 Wrote this article
とりぞう
昭和のバブル時代を満喫したBBAです。オトコのような名前ですが、女です。LGBTとも関係ありませんw。 趣味の音楽のことや最近凝ってる「自家製健康酒づくり」etc、「ろぶりーと」はとりぞうが気ままに綴る雑記ブログです。
