- らぼ・TORIZOH
- 2021年12月7日
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12月に入ったらワタシの住んでる南関東もさすがに冷え込んでき……

「一見ヘルシーで安全と思われるハーブたばこにも、それなりに健康リスクがある」ということがわかりました。
ニルドーシュをおすすめした手前、これも拡散しなければと思って記事にしました。
ナチュラルさを売り物にしたハーブたばこにも、普通のたばこと変わらない危険性が?!
先日ググっていたら、インドの新聞「The New Indian Express」のある記事が目に留まりました。
「Herbal bidis are just as bad, if not worse」となんか気になるタイトル・・・
まあ要するに「ハーブたばこも、通常のたばこと変わらないリスクがある」ということを言ってるんだと思います。
ちなみに「bidi=ビーディ」とは、ニルドーシュのような「テンドゥリーフ(木の葉)を使った小型の葉巻たばこ」のことです。
下は同記事からの引用です。
オンラインで売られているテンドゥ・リーフを使ったハーブたばこにも、レギュラーたばこと変わらないヘルス・リスクがある。
その多くはタバコの葉のかわりにバジル、シナモン、クローブといったハーブを使ってヘルシーさを売りにしている
これってまさにニルドーシュでしょ。
「ハーブたばこは天然原料使ってるから安心」かと思っていたので、これはかなりの衝撃でした。
同記事では、インドの医療関係者が「ハーブたばこの危険性」についても指摘しています。
ヘルシーだとかナチュラルといった言葉に惑わされがちですが、実は「レギュラーたばこと同じぐらいの毒性がある」ことを警告しています。
この記事内で「ハーブたばこ」としているのは、ニルドーシュのようなbidi(ビーディ)と呼ばれる葉巻タイプの小さなたばこのことです。
日本ではハーブたばこはまだマイナーですが、インドをはじめとする海外諸国では社会問題として取り上げられるほど愛用者が多い印象です。
理由は「レギュラーたばこに較べて安価」だから。
最近では今風のナチュラル志向がクールだと思っているヒッピー系の若い世代だったり、禁煙したいと思って乗り換えるといった新しい層も増えています。
そして彼らの多くが「普通のタバコよりもヘルシーだから」ということを理由に挙げています。
しかし、このことに対して「ニルドーシュのお膝元」であるインドの医療関係者が注意喚起しています。
インドの医師が指摘する「ハーブたばこの危険性」についてご紹介します。
消費者は一見ヘルシーそうに見えるハーブたばこのパッケージにだまされています。
その中身は体内に異常をきたす可能性のある「発ガン性リスクを持つ7000もの有害なケミカル物質」を含んでいることに気づいていません。
-呼吸器インターベンション スニル・クマール医師
「呼吸器インターベンション」とは・・・
気道や呼吸器系の治療で、気管支鏡を使って行うもの。
その中でも特に先端的な診断・治療の総称
ハーブたばこの危険性は普通のタバコとなんら変わらないのです。
呼吸器科 K・S・サティッシュ医師
医師に指摘されている問題は次のようなものです。
① 植物性の物質が燃えると、一酸化炭素やタールといった有害ケミカルが発生。
(これはレギュラーたばこの有毒性と変わらないレベルだそう)
② そして、それがダイレクトに肺へと運ばれる。
(ハーブたばこの「巻き」に使われている葉が燃えにくいせいで、
喫煙者はおのずと力を入れて喫うようになるため)
これが「発がん性リスクのあるケミカル類を、肺の奥深くに送り込む」原因になっているんだそう。
次に、ハーブたばこは消費量が増える傾向にあることが指摘されています。
・ニコチンのないハーブなら安心。
・レギュラーたばこに比べると味が薄いので、1本では満足感がない。
・・・といった思い込みがその原因になっています。
ニルドーシュをはじめとするハーブたばこは「アーユルヴェーダ的な効能や、使われている薬草ハーブが肺を浄化させる」ということを謳っているものがあります。
sかし、こういったハーブたばこの効能の真偽については「規制するような法律がまだインドにはないため、今後の議論や調査が必要」だとされています。
ニルドーシュが売りにしている「体内浄化作用の効果については、まだ実証されていない」と思った方が良さそうですね。
ニルドーシュをはじめとする「ビーディ(bidi)」と呼ばれるハーブたばこ類にも普通のたばこと変わらないレベルの毒性があることを書いてみました。
こういったヘルシーさやナチュラル系を謳った製品を使うときは、今回取り上げたようなリスクもよく理解した上で使用すべきと思います。
もしも継続的に使う場合は以下のことを頭に入れて使いましょう。
1. ニコチンたばこと同じぐらいの健康被害をもたらすリスクがある。
2. 喫うときは深く吸い込まないこと。
(たばこから発生した有毒物質が肺の奥深くまで入らないようにするため)
3. 禁煙に使う場合は短期間の使用にとどめる。
ニルドーシュが売りにしている「アーユルヴェーダ処方による体内浄化作用」も現時点では実証されていないとのことでした。
ナチュラルとかヘルシーといった売り言葉を聞くとついつい信用したくなりますが、どんなものにもリスクは付き物なんだとあらためて納得させられた話でした。
引用記事URL
The New Indian express, Herbal bidis are just as bad, if not worse

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昭和のバブル時代を満喫したBBAです。オトコのような名前ですが、女です。LGBTとも関係ありませんw。 趣味の音楽のことや最近凝ってる「自家製健康酒づくり」etc、「ろぶりーと」はとりぞうが気ままに綴る雑記ブログです。