【驚愕事実】ラモーンズ不仲問題の原因が衝撃すぎる・・・

【驚愕事実】ラモーンズ不仲問題の原因が衝撃すぎる・・・

ラモーンズのメンバー同士が仲たがいすることになった、そもそもの原因はひとりの女性によってもたらされたものでした。

しかも、そのいきさつが驚愕。

渦中の女性「ミセス・ラモーン」こと、リンダ・ラモーンについて取り上げます。

米TIME誌も取り上げた「伝説の三角関係」

タイトルにもある、ラモーンズお家騒動の大元ともなった「伝説の三角関係」を簡単に言うとこんな感じです。

・時は1970年代後半。
・もともとジョーイと付き合っていたリンダが、突然ジョニーに乗りかえ。
・当然ジョーイとジョニーの間には確執が生まれ、ラモーンズ全体にも悪影響を与え続けた。

・リンダとジョニーは1984年に結婚。

しかも、ファンはこの三角関係のことはずっと知らなかったというではありませんか!

コトが公になるのは、解散後の2004年に公開されたドキュメンタリー「End of The Century:The Story of The Ramones」によってです。

そしてその後、米TIME誌の2010年掲載の記事「世界のセレブの三角関係トップ10(Top 10 Love Triangles)」にランクインするほどの有名なゴシップになっています。

ちなみに同記事では「ラモーンズの三角関係」は第10位に選ばれています。

(※ジョニーは2004年にがんのため死去)

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【驚愕事実】伝説の三角関係の経緯

あくまでも非公式な情報ですが、英語版wikiにはこんな話が出てました。

1976年 NYパンクの殿堂「CBGB’s」でジョーイとリンダが初めて出会う。
 その後 ふたりはLAで再会したのを機にプライベートな付き合いをスタート。
 リンダはラモーンズのツアーにもたびたび同行するようになる。

1978年 ふたりは婚約。
 が、「このときにジョーイが贈った婚約指輪が、リンダの気に召さず喧嘩になった」ことでふたりの関係に亀裂が・・・

(このときの経験が「Merry Christmas. I don’t want to fight tonight.」を書くきっかけになったと言われている)

そして、これを境にリンダがジョニーに鞍替え?したことで、ジョーイとの関係はジ・エンドに


リンダが自発的に乗り換えたのか、ジョニーが彼女にアプローチしたのかは不明。

ジョーイのあり得ない災難

もちろんその後ジョーイとジョニーが平穏な関係でいられたはずもなく、当事者のみならずバンド全体に悪影響を及ぼすことになったのはご存じのとおり。

冒頭に触れたTIME誌の記事にはこんなエピソードも紹介されてました。

リンダを巡る喧嘩でジョニーにひどく殴られたジョーイは「頭に血栓ができたため」手術を受けなければならなかった。

う~ん、絶句・・・ジョーイは相当苦労してたんでしょうね・・・

肝心のリンダはと言えば、この頃はまだ20歳に手が届くか届かないかぐらいの年頃だったはず。

一方、ジョーイは1951年生まれで彼女よりもほぼひとまわり年上。

まあ、アラサーのおっさんが「10代のわがままギャルに振り回されっぱなしだった」ってことも考えられなくもない。

リンダ本人は「ジョーイと付き合ってる間は彼の強度の「OCD(強迫性障害)」にも献身的に対処していたし、別れた後もずっと、彼の死の直前までコンタクトを取っていた」とコメントしています。

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【雑学】リンダとナンシーは同年代だった

リンダは1960年生まれで2025年現在は65歳。

あのナンシー・スパンジェン(1958-1978)とはほぼ同年代だったことがわかりました。

お互いの実家もわりと近いし、ひょっとしたらどこかで顔合わせてた可能性もありそうな気もします。

とはいえ、リンダがナンシーみたいな「グルーピー」だったという話はなく、当時の彼女の写真を見てもキワモノ感もなくわりと普通な感じ。

この世界にありがちな崩壊家庭出身者だったとか、ドラッグ絡みの話もなし。

広く知られているのは下の話ぐらい。

・ニューヨーク・クイーンズ区のごく普通の家庭に育つ。
・高校時代からの熱心なパンク信者。
・週末にはCBGB’sやMax’s Kansas CityといったNYパンクの殿堂に通いづめ。
・当初は「ニューヨーク・ドールズ」なんかにハマっていた。

このことからも、音楽一筋の「真のパンク信奉者」と言われてます。

当時のジョーイとリンダ

そんな彼女ですが、ジョニーと結婚して「ミセス・ラモーン」になる前の半生は謎も多く今でもファンの間では憶測を呼んでいるということも付け加えておきます。

今回書き切れなかったリンダのくわしいプロフィールは、また次回。

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【補足】「世紀の三角関係トップ10」詳細

冒頭で引き合いに出した米TIME誌の「トップ10」についてちょっと補足。

第1位は言わずと知れた、チャールズ皇太子(当時)ーダイアナ妃ーカミラによる「英国王室ロイヤルスキャンダル」。

それ以降はエリザベス・テイラーやロベルト・ロッセリーニといったハリウッド系セレブが首位を独走。

その中にロック界からも下の2組がランクイン。

第9位 
・エリック・クラプトン
パティ・ボイド
ジョージ・ハリスン

第10位

・ジョーイ・ラモーン
リンダ・ラモーン
ジョニー・ラモーン

ロック界の伝説とも言える、クラプトンの「レイラ・スキャンダル」と肩を並べるなんてすごいわ。

(もともとジョージの奥さんだったパティにクラプトンが横恋慕して、彼女を奪ってしまったもの。このときの不倫の恋にもだえ苦しむ彼の気持ちを歌った曲が「レイラ」)

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【まとめ】ラモーンズ不仲問題の元凶は「指輪」だった

ラモーンズのメンバー間の不仲問題の元凶になったと言われている「指輪事件」と、その原因を作った張本人でもある「リンダ・ラモーン」について触れてみました。

当初はジョーイと婚約までしていたリンダが、突然ジョニーに乗り換えることになった経緯についても。

「ラモーンズお家騒動」とも言われる、メンバー間の不和を生む原因になったのは「ジョーイがリンダに贈った「婚約指輪」が元凶だった」と言われています。

今から思うと「なんだそりゃ」みたいな事件ですが、そのためにラモーンズ全体が被った被害は甚大すぎたと言えます。

そして、リンダを巡るトラブルで「ジョニーに殴られたジョーイが、手術を受けるほどの重傷を負った」ことも付け加えておきます。

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この記事を書いた人 Wrote this article

とりぞう

昭和のバブル時代を満喫したBBAです。オトコのような名前ですが、女です。LGBTとも関係ありませんw。 趣味の音楽のことや最近凝ってる「自家製健康酒づくり」etc、「ろぶりーと」はとりぞうが気ままに綴る雑記ブログです。